面倒見のいい女の方を探してます


めんどくさい

この言葉のなんて美しい響きを私は今胸に感じているのだろう。この言葉は単純で、しかしまるでコケティッシュ精子がしみ込んでいくが如く我が胸に深く浸透してくる。なんて素晴らしい言葉なんだ!

私は(めんどくさい)この言葉を胸においたまま今日はゆるりと寝ころんだ。外は寒く、そして雨だ。こんな日は学校にいくのも億劫である。当初、私は確かにこの胸に幾許かの罪悪感を感じていた。学費のこと、単位のこと、友人のこと、様々なことがまるで魑魅魍魎かの如く私の脳内を駆け巡っていた。そんなとき、私は己の心の片隅にてただじっと待つ「その言葉」に出会ったのだ。

めんどくさい

この言葉を我が心の奥底にて発見した私は、それまで私の頭を悩めていた様々な葛藤を一瞬にそこから消し去った。だって仕方がない、めんどくさいんだもん。

だいたいね、雨の日に学校行くってことはずぶぬれってことですよ。しかもこの寒さ。学校行けってのはもういってみれば、風邪をひきに行けってことですからね。そんなのおかしい。絶対におかしい。あってはならない、そう、あってはならないんだ。僕は間違ってない。ホントめんどくさい。

というわけで、今日は寝てました。単位やべぇ。